2020年12月5日
おもちつき
コロナ禍で多くの幼稚園などは、おもちつきを中止せざるを得ませんでした。年末の大切な日本文化・風物詩ですので、4日当園では注意と工夫をして行いました。実際に臼と杵を使って、みんなで搗くのは、お供え用の“鏡もち”だけです。みんながおいしく食べるのは、給食の先生が作ってくれます。子どもたちは、前日ペットボトルに入れた「もちごめ」と普段のごはんになる「うるちまい」を各クラスで比べて見ています。
朝の給食室です。手前は昨日からボールに入れ水に浸したもち米です。ガス台の上のセイロで蒸します。奥の左はみんなが食べるおもちを搗く“餅つき機”。
ホールには臼と杵の準備が整いました。
遊戯室に全園児が集まって、もちつき集会がはじまります。ゆり組は法被にハチマキ姿・・・気合いが入っています。
りな先生とまい先生が、おもちや餅つきの“謂われ”について、劇で教えてくれました。りな先生が杵で搗いていたら、ビローンと伸びてみんなビックリ!
蒸し上がりのもち米を、三條先生がみんなに見せてくれました。
先生たちが先に搗きます。ちあき先生です。力強いですね。ゆり組のみんなの表情が真剣です。
まや先生です。よいしょ!よいしょ!のかけ声が響きます。
まりな先生です。杵が高いです。上手です。
さくら先生です。おんぶしたままですが、よいしょ!よいしょ!
ばら組です。みんなで交代で搗きます。上手にやっています。
ひまわり組です。ぺったん!ぺったん!いい音がしています。
ゆり組です。このグループは慎重派のようですね。
みんなで搗いたおもちで、お供えの「鏡もち」を作っています。興味津々で見ています。
そのころ給食室では、機械で搗き上がった順に、みんなが食べる「きなこ」「あんこ」「黒ごま」のおもちに仕上げています。抜群のチームワークです。
未満児クラスは「おこわ」でいただきました。あんず組です。「あんずさんも、おもちを搗きたかった!」とのことでしたが、ニコニコ笑顔で食べていました。
もも組です。こちらはほとんど食べ終わっていました。おいしかったそうです。
ばら組です。何味が好きですか?と聞いたところ、「きなこ」「きなこ」「クロ・・!」・・・きなこと黒ごまが好きなようでした。
ひまわり組です。このクラスは「きなこ」好きが多いようです。「おいしー!」
ゆり組です。ここは「きなこ」「黒ごま」「あんこ」ほぼ同数でした。給食におもちと「石狩なべ」日本の冬の味覚ですね。たくさんいただきました。